💰「プロ音楽家とお金」ヤバすぎ問題💰ギャラ交渉したら干されたり、やりがい搾取的なクライアントもいるし、そして音楽家がお金の話すると炎上する🔥
2024年7月10日
マーケットがないところではどうにもなりません。
純粋なコンサートバイオリニストからすると、テレビのバラエティ系でよく見る方々は腹立たしいかも知れません。
でも彼ら、彼女らは自らマーケットを自ら作り出したという意味で凄い人達だと思います。
価格交渉云々以前に、業界としてマーケットの創造には取り組んでいるのでしょうか?
望むようなリスペクトとペイメントは、まあ今の日本ではムリかもですね。
残念ながら現実として、圧倒的に報われない技術であり職業のような気がします。何よりもまず顔だしね。
拡散します✨
※大人しく思えて実はやり手w
私はクラシックのアマ音楽家で、地元のコンサートに出演依頼されることもあります。
また、地元の民謡保存会の会員で、日本遺産になっていて、演奏依頼も多いです。
1回数千円の謝礼で演奏しているイメージです。
一方、私の娘は現在某プロオケの首席奏者です。
一応、音楽で生計を立てていると言えるひとりだと思います。
収入に関しては、1回の本番に対する準備やプレッシャーを考えると、可哀想なくらい少ないと思います。
つい最近までサラリーマンしてた私の年収の半分以下、契約では昇給なしと聞いています。
地元において、私たちのどちらに演奏オファーがあるかというと、私なのです。
要は、イベントにおいて、そこそこのレベルが確保でき、そこそこのコストでやれればOKと考える人が大多数なのでしょう。
娘が高校生くらいまでの頃は、同じくらいの謝礼で地元からのオファーもあり、私の判断でお受けした事もありますが、大学生になって彼女がプロの音楽家として自身のブランディングを考えるべき時期になった時、それではアカンと思ったようです。これでは職業として成立しないと。
また、大学で試験などで伴奏してくれる友人から、「先生から、プロとして伴奏の報酬をいただきなさい」と言われて報酬を払うようになった事も、音楽で生活するには交渉術も必要と思うきっかけになったみたいです。
別に地元で活動しなくてもとは思いますが、せっかく現在住んでいる場所で多くの人に演奏を聴いていただきたいと思いますが、プロとしての見返りが欲しいと思うのは贅沢な事なのでしょうか?
本当に芸術の価値をお金に換算するのは難しく、下世話になってしまいますね。
しかも、なんと91才時点で新曲を発表しておられます。
ジャズも決してポピュラーなジャンルとは言えませんし、私だって別にジャズファンではありませんが、
英治さんの情感豊かな演奏とジェントルなキャラクターイメージにすっかり観入ってしまいます。
ご本人は音楽してると楽しくて自分の年齢を忘れるんですよと言われてますが、大部分の方がこの世を去ってる年齢で活動を続けられるという事は、相当な営業努力と相当な健康管理を続けておられるに違いありません。
最後まで生き残った者が正しいの代表格でしょう。
ちなみにクラシックファンには悪いのですが、純クラシッククラリネット奏者がポピュラー曲を演奏されると、のっぺりとして気持ち悪くて最後まで聞けません。
何の世界にも言えますが、顧客に受け入れられる努力をせずにお金だけもらえるなど都合の良い話しがあるはずないですね。
その昔、ヴァイオリンの自主トレで練習部屋借りたとき、喫煙所で教室のフルート講師が「一生懸命練習してきたのになんで生活が苦しいんだろう」と嘆いていた事を思い出しました。
当時、豊富な知識と経験が必要で短納期の過酷な労働の割りには不安定な立場だった私は流石に腹に据えかね「仕事をなめとるのか!
何を甘ったれた事言っとるか!
そんなのは世の中にゴロゴロしとる!
努力すれば金になるならこんな楽な事はない!」
と言うような事をたっぷりオブラートに包んで伝えた事を思い出しました。😢
演奏にしろレッスンにしろそのプロミュージシャンにお金を払うかどうか決めるのはその素人なので、素人がどう感じているかを知るのはプロミュージシャンにとって重要でしょう。
自分のお金で音楽してる趣味人は、自分の価値観だけに従って音楽しても社会的に何の問題もありませんが、プロと名の付く人には必ずお金のやり取りが発生するので、取引相手に払う気を起こさせる様努力するのは当然ですね。
そうでなければ、音楽活動出来なくなるばかりか、生活そのものが続けられなくなってしまいますね。
素人(職業音楽家ではない方)はこのような意見を強くお持ちの方が多いので、どこまで行っても音楽家の金銭問題は解決されないと感じています。
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演奏以来を受けた時に予算の話を全くせずに、結局ボランティアだったということが
よくありました。今では「予算はおいくらですか?」と聞いてるのですが、
ボランティアでの演奏をという依頼があった場合どのような交渉をされていますか?
私自身は正直ボランティアでの演奏はお断りさせていただいています。
また芸術家に対しても、(自分の好きなことで飯が食えるなんて、それ以上何を望むのだ?贅沢な!)と思うほうが、普通だと感じます。
だからこそ今でもこの国では芸術(音楽)の位置づけがかなり低いレベルだと思っています。(自分は芸術家ではありませんが) つまり文部省の「芸術意識」がかなり低レベルなので、これが最大の金銭感覚だと思っています。
「好きなことで食っていく」ことの苦痛、むずかしさなどは普通の仕事についている人には「そんなこと、当たり前だ」としか思いません。
すべては「民度・お役人さまの文化頭の低能さ」こそがすべての根源だと、長年かけてやっと気づきました。。
私はユーロ圏で所属させて頂いてる場所があり、なおかつ国内でフリーランスをしていますが(jazz&室内楽等の音楽制作です)、ギャラ交渉は必須ですね。
井口さんが仰る感じで、基本交渉ありきです。技術に見合った対価は求めても、100%断る事はありません。
他の方の話も見聞きするに、クラシックの方は交渉しない(やり方を知らない?)方が多いのかな…🤔と不思議です。
サラリーマン家庭で苦労して音大行ったり留学したりしたんで…。
演奏をお願いする側も演奏に対する相場がわからずとても困りました。
なので最初から演奏依頼に対する対価を提示して頂けると依頼する側も助かると思います。😊
むしろ依頼(発注)→請負が見積りも無しによく成立するなと感心する